地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。
今回の公開講座は、
7月10日(木)18時30分~20時に、越前市の仁愛大学 駅前サテライトにおいて、心理学科の荒川正吉教授による、「子育てのキーワード~アタッチメントと自律性~」というテーマで講座を開催しました。
この講座は、心理学科の講師陣が、【臨床心理学の知】という共通テーマに基づき連続講座を行います。
心理学科4回連続講座の第2回目となる今回の講座では、子育ての中にあるこころの模様を考える講座で、そのキーワードとなる「アタッチメント」とは何か、心理学的要素を踏まえながら講座を行いました。
心理学でいう「アタッチメント」は、「愛着」と表現され、アタッチメント(愛着)は、「人間や動物が示す特定の対象や物に対して形成する、情緒的結びつき」といわれ、乳幼児の場合は、養育者(主に母親)との間に築く愛情の絆がより深いアタッチメント(愛着)を形成していくそうです。
また、子どもの気質と母子の相互作用の関係により愛着形成の変化がおき、安定した子どもに育つか、母側の諸要因で子どもに虐待をしたりすることもあります。ヒトは、愛着形成を通し、母を通し、人を通し、信頼関係を築きます。その土台があって自律性が発達することがわかりました。
次回の講座は...
日 時:7月12日(土) 10時~11時30分
会 場:ユー・アイふくい
講 師:四戸友也 コミュニケーション学科准教授
テーマ:「杉原ビザをめぐる政治状況」
(地域共創センター)
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