健康栄養学科では越前市の協力を得て、市在住外国人の「健康増進」を目指した多文化共生に取り組んでいます。

 10月6日(日)に越前市中央公園で行われたブラジルフェステイバルでは、在住ブラジル人の方を対象にブラジルコーヒーとスイーツの提供を行いました。あわせて、簡単な食・生活習慣と健康状態のアンケートを実施しました。
 11月16日(土)に越前市AW-Iスポーツアリーナで行われた越前市健康フェアでは、「わたしたちの街とブラジル食文化」をテーマにブラジルの食についてポスター展示を行いました。たくさんの来場者にブラジルの食材(アサイーやキャッサバなど)を紹介することができました。また、学生が作ったブラジル料理「フェイジョアーダ(黒いんげん豆と肉の煮込み)」「ポンデケージョ(チーズパン)」「ベイジーニョ(ココナッツベースのスイーツ)」は大好評でした。
 11月30日(土)に健康栄養学科1年生を対象にした応用調理学実習では、「世界の料理―ブラジルの料理」講習会を開催しました。ブラジル出身、ブラジル在住経験のある講師を招へいし、ブラジルの料理5品を教えていただきました。学生からは「ブラジルの食文化、食について理解が深まった」「食材や調理法の違いが知れた」「知らないブラジルを知ることができた」「さらにブラジルへの興味が深まった」などの感想があり、貴重な経験になったようです。
 今後さらに越前市や福井県のイベントなどにも参加しながら、健康増進につながる多文化共生の取り組みを実施していきます。