コミュニケーション学科 / Q&A

2016年度からのカリキュラムでは、どういう点が変わりましたか? 変わったのはコースの科目ですか?

1年次から全員が共通して修得する基幹科目の内容も変わりました。まず、あらゆる仕事で役に立つ ①コミュニケーションの理論的知識、②日本語と英語(選択)の言語スキル、③プレゼンテーションやデジタルデザインなどのツール活用力を身につけます。そして、3つのコースにつながる専門的な内容も学ぶことで、ベースとなるコミュニケーション力を高いレベルで構築します。

この基礎の上に、2年次からは3つのコースに分かれてより実践的・発展的な内容を学び、さらに高度なコミュニケーション能力を育成します。たとえば、「企画・マネジメントコース」では、2~4年生が段階的に役割を担当し、協働してひとつのプロジェクトを成し遂げる「プロジェクト・デザイン」という科目が特徴的です。「英語コミュニケーションコース」では、より実践的な英語運用力の習得に力を入れ、TOEICに対応する科目を新設します。「情報社会コース」では、情報活用力が求められる時代に対応し、これまでのインタビューや統計分析などの社会調査に加え、プログラミングやソフトウェアの活用方法が学べます。いずれも、これからの時代や社会に求められる人材を育成するための変更です。


コミュニケーション学科は、他の大学でいえば、どういう学科に相当しますか?

仁愛大学のコミュニケーション学科は、「企画・マネジメントコース」「英語コミュニケーションコース」「情報社会コース」の3つのコースからなる複合学科です。

「企画・マネジメントコース」は、企画や表現・デザイン、ビジネス関連の授業が多く、課題解決に主体的に取り組むことのできる構想・実行力を養います。「英語コミュニケーションコース」では、社会で使える実践的英語力を身につけます。また、教職課程を履修すれば、中学・高校の英語の教員免許も取得可能です。「情報社会コース」は、他大学の社会学科に相当する内容です。社会学の知識、データ解析や情報活用、プログラミングなどについて学び、地域社会での実践にも取り組みます。


自分が進みたいコースは、受験までに決めておかなければなりませんか? 他の大学では、出願時に学部学科専攻を選ぶところがありますが。

受験時にコースが決まっていなくても構いません。3つのコースの科目は2年次から始まります。ですから、1年次の間に学部共通科目とコミュニケーション学科の基幹科目を学びながら、自分の進みたいコースをじっくりと考えることができます。1年次には大学での学び全般をサポートする基礎演習という科目があり、指導教員との面談も行われ、自分に合ったコースの選択などについてアドバイスが受けられます。


志望学科を決めるのに迷っています。将来は地方公務員か会社員になりたいのですが、コミュニケーション学科はどうですか?

いま社会で最も求められている力は、「コミュニケーション能力」だと言われています。実際の職場では、上司や同僚だけでなく、地方公務員であれば住民と、会社員であれば取引先の企業や顧客とのつながりの中で働いていくことになります。コミュニケーション学科は、人や地域をつなぐ構想・実行力、異文化理解力、情報活用力などを備えた「コミュニケーション能力」を身につける学科です。ぜひコミュニケーション学科を考えてみてください。


コミュニケーション学科に進学すれば、「コミュニケーション能力」がつきますか?

一般的に言われている「コミュニケーション能力」から想像するのは、ほとんどの場合、人前でうまく話す力などのことでしょう。しかし、広い意味での「コミュニケーション能力」というのは、人の話を聞く力(傾聴力)、組織の中で自分の特性を見出し動く力(チームワーク)など、さまざまな力を含んでいます。コミュニケーション学科では、学内外での学びを通して、広い意味での「コミュニケーション能力」を身につけ、社会で活かすことを教育目標としています。


コミュニケーション学科では英語が得意でないとやっていけないと聞きましたが、本当ですか?

1~2年次の英語の科目は「企画・マネジメントコース」「英語コミュニケーションコース」「情報社会コース」のどのコースに進む場合も履修しますが、4年間を通して英語を学ぶのは「英語コミュニケーションコース」に進んだ場合です。学部共通科目の英語は習熟度別クラス編成で、その人に合ったクラスで学ぶことができます。英語は好きだけれど得意ではなかったという人が、入学後に大きく力を伸ばしている場合もあります。さらに英語力をつけたい場合は「英語コミュニケーションコース」で、他の力をつけたい場合は「企画・マネジメントコース」「情報社会コース」で、それぞれの興味・関心や将来の目標にあった専門知識・技能が学べます。


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