コミュニケーション学科の1年次必修科目に「デジタル・デザイン」があります。さて、「デザイン」とは何でしょう？
デザインとは「うまくいくように、工夫を凝らすこと」です。つまり、工夫をして問題を解決することです。その工夫を追求する過程で、見た目が美しくなることはありますが、あくまでそれは結果です。「工夫をして世界をより良くしたい」と考えることがデザインであり、デザインは誰にでもできることなのです。
この授業では、情報を視覚的にわかりやすく伝えるための技法をコンピュータを用いて学びます。例年であれば、iPhoneでおなじみAppleのコンピュータ「Mac」を利用して平面のデザインを実践的に学んでいきますが、今期はオンライン授業となり大学のMacが利用できません。しかし、みなさんが普段から使っている小さなコンピュータ＝スマートフォンを用いてもデザインができるのです！ 今回の授業では画像編集ができるアプリを使って、オンライン授業を受けている今の気持ちを表現してもらいました。その一部を紹介します。
オンライン授業を楽しんでいたり、大学でのキャンパスライフを待ち望んでいたりと、学生それぞれの気持ちが伝わってきますね。このように離れたものを結びつけ、見えないものを可視化するのもデザインの力です。
