2020年3月20日(金)、サイバー防犯の啓発本「NET WALKER 2020 危険がいっぱい! 情報化社会を歩く。」が、三恵社から刊行されました!
コミュニケーション学科安彦ゼミでは、SDGsの項目10,17番に関連する取り組みとして、福井県警察サイバー防犯ボランティア「Psybernics(サイバニクス)」に参加しています。
官学のパートナーシップを強化し、情報格差を始めとする県内の課題解決に取り組むことを目的に、学校でのワークショップや高齢者向けの講演、ポスター作成などの啓発活動に取り組んできました。
同書では、「ネット社会の危険性」「スマートフォンに潜む危険」「ネット社会をよりよく渡り歩くための基礎知識」など、5章計35テーマについて、学生が自らの視点でテーマを学び、イラストや解説文を作成しました。(福井県警監修)
各々が担当したテーマのイラストを持ち寄り、4大学(仁愛大学、福井大学、仁愛女子短期大学、福井工業大学)の学生がグループディスカッションなどを通してブラッシュアップを行いました。
学生たちからは、「親世代より自分たちの方が防犯知識があると思っていたが、過信だということを思い知らされた」「若い人たちはもちろんのこと、インターネットを利用する全ての人たちが学ぶことが重要」と振り返りました。以下の写真は、学生視点で表現した「SNSを使ったネットいじめ」を表現しています。
3月24日(火)には、福井県庁にて、サイバー防犯啓発本制作に関する記者会見をおこない、学生らが同書を出版するなかで感じた啓発の必要性や意義について発信しました。
サイバー防犯啓発本を制作 記者会見の様子(前列4名が仁大生、福井県庁)
当日は、様々な記者の方にもお越し頂き、記者会見の様子は3月25日紙面にも大きく紹介されました。
今後は、同書を利用した学校向けワークショップや、より低年齢に向けた書籍刊行など、より幅広い啓発活動の推進が期待されます。