心理学科 / Q&A

心理学に向いているのはどんな人ですか?

心理学には非常に幅広い分野があり、さまざまな興味や嗜好をもつ人たちが活躍しています。共通しているのは、快適な日々を送るにはどうしたらよいかを考えていることです。つまり、人間に関心があり、その幸せを願う人なら、心理学に魅力を感じて打ち込めます。


コンピュータや理数系科目が得意でないと大変ですか?

心理学科では統計や実験、調査の手法を学び、データ分析やレポート作成を頻繁に行っていきますので、数学やコンピュータを用いる機会が多いです。またヒトの身体や脳に関することなど、さまざまな講義で理科、特に生物学の内容が出てきます。一方で、心理学は文系の学問の側面も併せ持つため、数学や理科系科目に苦手意識を持つ人も少なくありません。そこで、統計や実験実習のデータ処理に関して、自主学習を支援できるように先輩が相談に乗ってくれるヘルプデスクを設置したり、統計や基礎的な学びを補う特別授業を開講したりして、学生のサポートをしています。4年間で知識やスキルを学び、コンピュータや統計に強くなって卒業・就職しています。


心理学の実験とはどのようなものですか?

心理学の実験は、対象となる被験者に対して課題を与えたり環境を変化させたりして、どのような要因に対して反応がどう変わるかを調べるものです。たとえば記憶の実験であれば、テンポの異なるBGMが流れる部屋である項目リストを覚えた場合に、思い出せる量が変化するかを調べたりします。
本学では心拍や発汗、脳波などの生理反応が測定できる実験室で睡眠の深さを調べたり、うそ発見の実験なども行うことができます。他にも、唾液中の免疫物質からストレス状態を調べる分析装置や目の動きをとらえるアイマークカメラなどもあります。


実験に動物を使うときもありますか?

あります。本学ではラット(ネズミ)を用いた実験が主で、専用の飼育室と実験室を備えています。またTsukuba情動系ラットという情動研究や発達障害研究に適したラットを日本で唯一飼育しており、障害の理解や支援に貢献する研究も行っています。


心理学を学ぶことは将来の役にたちますか?

心理学における知識やスキルは、医療、福祉、教育といった広い領域で求められるものですが、それ以外の一般的な仕事にも欠かせないものです。心理学科の授業では、研究法や統計、実験実習などで基礎的な研究技法を学び、レポートにまとめる訓練を行います。これらの学習は、分析力や客観的思考力、論理性を育てます。また、カウンセリングや臨床心理学を学ぶことで、聞く力などのコミュニケーション能力が身につき、自他の理解能力も備わります。さまざまな講義を通じて心理学の研究を知り、卒業研究を行うことで問題解決能力を獲得することができます。これらの力は、職種を問わずすべての仕事に、さらには社会生活に必要とされるものばかりです。


取得できる心理学関連の資格はありますか?

所定の単位を修めて心理学科を卒業し、財団法人日本心理学会に申請すると、認定心理士を取得することができます。これは、大学で心理学に関する標準的な知識と技術を修得していることを、学会が認定する基礎資格です。また、日本心理学会諸学会連合が認定する、心理学検定の受験支援を行っています。 この他に、公務員として働く際に有効となる、社会福祉主事、児童福祉司、児童指導員といった、任用資格も取得可能です。


将来カウンセラーになりたいのですが,どうすればいいのでしょうか?

カウンセラーになるために現在最も有効な資格は臨床心理士です。臨床心理士の資格を取得するためには、まず大学院に進学し、臨床心理士試験の受験資格を得る必要があります。本学の大学院は、修了することで受験資格を得ることができる、臨床心理士第1種指定校です。カウンセラーを目指すのなら、大学で心理学をしっかり学び、資格指定の大学院に進学して、資格試験に合格することが求められます。


卒業後の進路について教えてください。

卒業生の多くは一般の企業や施設などに就職しています。医療福祉施設の職員や企業の人事職などはもちろんのこと、営業職や販売職、事務、サービス業などさまざま業種・職種への就職があります。また、自治体職員、警察官、消防士や自衛官など、公務員として働く人もいます。 心理学科で学んだことを発展させるため、卒業後に専門学校に進学し資格を取得したり、臨床心理士資格を取得しカウンセラーとなることや、研究者となることを目指して、大学院に進学するものもいます。 心理学科の卒業後の進路は多岐にわたっており、それぞれの夢の実現のため教員も支援をしています。

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