地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。

今回の公開講座は、
9月29日(土)10時~11時30分、本学において、こまざわ小児科医院(岡山県)駒澤 勝 院長による「小児科医のぼくが親鸞さまに出遇った理由(わけ)」というテーマで開催しました。
この講座は、本学の『宗教教育研究センター』との連携による講座で、本学の学生に仁愛学園の建学の精神である聖徳太子の和の精神、親鸞聖人の教えに基づく人材の育成を推進するなか、地域の皆さまにも広く講座として開講したものです。
P1030828.jpg  P1030823.jpg 

講座の前に、全員で三帰依文を唱和しました。

難病の治療に当っていた時、現実の死を見つめて、自身の限界を知り、若い頃は、医学、科学の方がまさっていると思っていたが、宗教こそが本物ではないかと思うようになり、親鸞さまに出遇ったエピソードをお話くださいました。私達人間は、欲望のかたまりであり、優劣は欲望の色めがねというお話に納得させられ、阿弥陀さまの教えが理解できました。

先生のお話に涙する受講者の方もおられ、心温まるお話をありがとうございました。

P1030829.jpg  P1030830.jpg  

次回の講座は...

10月13日(土) 13時30分~15時 
会 場:越前市福祉健康センター4階 大会議室
講 師:大野木 裕明 子ども教育学科 教授  
テーマ:仕事・勉強とモチベーション